2016年9月6日火曜日

台風と単細胞






昨日のブログの続き
〜謎が解けたの巻〜


夏休みヨーロッパに行ってて帰ってきて指先から湧き出てくるのは
この波で戯れる子供たちばかりである

そしてラジオから流れてくるニュースを聞いて謎が解けた
そう 「台風」である

海の近くにに住んでる人なら
心当たりのある事だけど
台風予報が出ると
おじさんおばさん若者の波乗りさんたちが急にそわそわしだして
バイクや自転車や車をすっ飛ばして
海を見に行く

海辺は急に人がわらわら湧いてきて
季節を問わず賑やかになって
軽い興奮状態のオーラで溢れる

大げさかもしれないけど
ふだん顔色の悪い人だって
頬が紅潮し風に髪をなびかでながら
遠くの波を見つめるものだから
3センチ位はイケて見える

それで作者も台風と聞いただけで
指先が興奮して
旅の思い出とかそんなことすっとばして
ボードをもって今すぐココから出せとうるさいこの子たちをひねり出してしまっていたのだ笑

そっかそっか

で。。。。

またぞろ次の台風が生まれてきてるらしい

困ったものだ
ラジオを封印して
秋への心構えに切り替えなければ笑






後の子が生のヒネリたての生の粘土の風合いです
完成すると手前の子の風合いに肌質が
変化します


2016年9月5日月曜日

ルーブル美術館とぬらりひょん




そんなこんなで
この夏は久々のヨーロッパ廻りをして。。
ルーブル美術館とかも行ってた訳で。。。
帰国してヒネリ出されたものがこの
双子の波乗りぬらりひょんでした






この落差にめげる事なく
いきていくしかないのだが。。。

見聞したり体験したものは
自分の肉フィルターを通し時間差で出てくると思っていたが
いったいこれは。。。?







2016年7月29日金曜日

Lite write right 人魚のスタンド



そんなこんなで日記といえば三日坊主!
魔の時期を過ぎてほっとして週間位ってしまいました

何をしていたかって?
色々な出来事があって
それを全力でやっつけていました

残り少ない人生タイムを
極力 製作行為に時間を注ぐようにしていたけど
 どうしても・・・な用事ができても残念がらずに
気持ちを切り替えて全力で五感をフルオープンにして現実を感じるようにしている


印象的だった街
仙川町

渋谷や新宿とかのメジャーな東京の街とは全く違い
まるで映画のセットのような平和で悪意のない不思議な町でした
あれは夢だったのか?!?あれはエキストラの

美味かったもの
和牛のタン
根本の部位だったらどの国のタンでも同じく思っていたけれど

印象的な出会い

35歳でイタリアンシェフをやめて
国境なき医師団を目指して
今年国家試験を受ける青年
オーラの熱量がすごくて対面にいるだけで干物になりそうな勢いでした

がんばれ青年!

















2016年7月3日日曜日

横須賀線から

たまには原人だって東京さいくだよ
人前に出るので
久しぶりに化粧してワンピースを着る
鏡の中にはまだ女の形をした自分がいたので少しほっとする

今日が三日坊主の正念場
電車の中からこの子を紹介しよう


待合室シリーズより

歯医者さんの待合室です


知り合いにとても可愛い歯医者さんの卵がいるのだがあまりに国試のお勉強が大変そうでその子を応援する気持ちで作った作品

この作品のチャームポイントは
火色がいいあんばいについた涙目です
狙ってやったのではないので
窯から出した時に
本当に涙ボロボロででてきたので
ハグしたくらいである



こんなシュールな画像切り抜きを電車の中でやるのも変な気分である

明日はこの子のお友達を紹介しようかな















2016年7月2日土曜日

4DX Fish tiles 〜お魚のタイル4DX〜





そんなこんなで今日は三日坊主にならないようにブログを起動した
2日でやめたら三日坊主にはならないとバカなことを思いながら

以前はデジカメで作品を撮影してそれからパソコンに取り込んで写真を加工して写真加工ソフトを立ち上げて。。。とかなり面倒だったので遠ざかってしまっていたがこのスマホとやらの便利なことよ!

携帯ショップのお姉さんが通信量を調べてくれたときにメールも通話も全く使われていないのでかなり驚かれたことがあったけれど
その時解約しないで本当によかった笑

今ではスマホで撮影したらすぐにブログにアップできるし
数枚の写真を1枚の写真に加工することもできる(この写真のことだ)
開発してくれた人にありがたや


この作品がチャームポイントはこの釉薬の溜まった所だ
ものが魚なので全く海のものを身に纏う事なく作品が一生を終えてしまうのはこの子にとても済まないような気がして私は海で拾ったシーグラスを釉薬に少し混ぜて (海に関わる作品)には使うようにしている



このシーグラスは長者が崎のあるポイントであっという間に拾い集めることが出来るものだが
どのカケラも長い海での冒険を経て私に拾われたもので
手にとってコイツらに周波数を合わせようものなら
みんな一斉に聞いてきーて!とおしゃべりを始め収拾がつかなくなる
ので私はいつも目を合わせないようにしている

でも焼き物にして姿を変えてやると
散りじりだったおしゃべりが心地の良い波の音に統一されて思わずニヤリとしてしまうのだ

だからこのタイルは3Dじゃない
音もアイツらのの記憶も封じ込めてあるので4Dxなのだ
ほんとだよ笑






20年潜伏していたのに戻ってきた訳は?

2016年7月1日

私は3人兄弟の真ん中


兄がそこそこ有名な会社の社長となり今日2016年7月1日が赴任日だと言う

一つ年下の起業した妹は
新宿にできた話題の立派なビルに社員80人を引き連れて来月引っ越しすると言う
「大したことないよ だって手狭になったからね〜」
となにげに言っていた

そこで真ん中の私である

朝起きてかねてから 迷っていたことに区切りをつけ
兄妹の出世を機に忘れかけていたブログを再開した

人生の折り返し地点も過ぎ
長い潜伏期間から兄の初出社日に合わせて錆びサビのシャッターをガラガラと開ける感じ笑

山奥にあった見晴らしの良いアトリエを引き払い自宅そばに窯を構えてからほとんど世捨人
何度かブログを上げたもののすぐに引っ込んでいた
でも今回は本当である

旅行は沢山したが人間関係はゼロとなってしまった 
普通こういう時は誰かに何かを頼んだり紹介してもらって個展を開いたりするのだろうが
できることからポツポツと発表していこうと思う

始めることと続けることが大事



記念すべき7月1日
今日は潜伏終了祝いと社長就任祝いと新社屋引越祝いのトリプル祝いなので名付けて
(祝 開店ガラガラ 
多色で手間のかかる作品だったけれど
珍しく納得いくものに仕上がったので満足

本焼成する前の作業風景
仕上がりの色を想像しながら丸1日かかる




2013年6月29日土曜日

作用 ・反作用 の法則をまんま行くど

このところ小さい細かい仕事をしたので
今日は
ドッカンと土管をヒネッてしまったのだ。

フムスくんを乗せて小言をいただく

これどうするって?

人魚の花台になるんだな♪

作陶の醍醐味は  ただの土のかたまりを

自分の肉体フィルターに通してちチチンプイとヘンテコなものに変える事なのだ

そうはいっても土だって多大な人手を経たお陰で私のところに来てくれたのだからその命を最大限に輝かせてあげなきゃダメなんだなあ。…。



s

人魚中毒がトマラナイ

人魚以外の作品を作ろうとするほど
この子たちが呼ぶんです。

Hey,be true to yourself..

You dont wanna make others,doncha?

今年中に仕上げなきゃいけないものがあるのだけど.…。

嗚呼


Is this clay holic or mermaid holic?


2013年6月26日水曜日

ブログ再開! 馬に乗ってプチ駆け落ちする二人 

今朝の葉山はいい雨が降っている
 
ラジオもテレビも消して
粘土の匂いと雨音だけを楽しんで満開のハイビスカスを眺めて
これ至福なり。
 
この二人を眺めていると
脳内で色々な物語が生まれて尽きない
 
二人は幸せに暮らしましたとさ。。。で終わる物語
このあとママに叱られる物語
ブラックな物語
ポエムな物語
とても言葉に出来ない物語
。。。。etc
 
私がまだ若い女だったら
exカエルの王子さまが助けてくれて・・という話で止まっているだろうが
年を重ねて色々と見聞を広めると
「世の中もっとシュールなことで溢れている」事を知っているので
つい余計なストーリーも足してしまい
「エヘヘ」とか笑って周囲を見渡してしまったりする。
 
気持ち悪い女である
 
ほんの5分の滞在で私の脳内で色々な色やセリフが飛び交って
せっかくの静かな雨音がかき消されてしまうので
写真をとってさっさと粘土に向うことにしよう
 
made in Japanの最新スマホも手に入れ
直接投稿しながら
日々の記録を残していこうとおもいます。

ロングライフハイビスカス アドニス
これが黄色いハイビスカスの名前だそうです。
普通のハイビスカスは1日だけ咲いて
夕方になるとその命をおえてしまいますが
この子は夕方もキレイに咲いてくれて
2日間もその命をながらえてくれます。
今年のお気に入りはこの子ですね。
 
 

白馬の二人
一足早いハイビスカスの森をぬけて何処へ・・
ロクロで製作 白い作品なのでエクステリアに映えます。
裸の人魚さんばかり作っていると
お洋服を着せるのもまた楽しいですね。
靴をはかせると作品が「キツイから脱がせて」と言うので
大抵は裸足になりがちですね。
作者はこの女の子の目のふちが気に入っています。
アダムスファミリーではありませんが
釉薬が目のフチにキレイに溶けて
天然のアイシャドーをしているみたいで
作品の表情を豊かにしてくれていると感じるからです。
 

2012年10月17日水曜日

くくりは蝉科・葉山の40年蝉となって想うこと

 
 
 
そんなこんなで 新作をアップしました。
 
動画に安い音楽がついてしまって反省しています。
一度つけてしまってどこをいじったらはずれるのかわからなくて
トホホ・・ですが
もっとポレポレちっくで間抜けな打楽器だけの音があれば
誰か教えてください(笑)

 
最近 
 
 「元気なうちは陶芸に没する。身体が動かなくなったら個展をしよう。」
という結論になりました。
 
年をとって目の焦点があわなくなって
粘土を持つ手がふるえて
色々な部位が締まらず人前でプップと漏らすようになったら
日記帳を読み返すように自分の作品を整理しよう。
 

1988年に築窯して今年でおよそ24年の潜伏期間を過ごした計算(笑)
そしてあらたにもう10年の潜伏期間めざして・・。
 
もうくくりは7年蝉や15年蝉と一緒でいいです。ハイ。
セミ科のキネジコ宣言です。

==========

ロシアのスズダリという田舎町のホテルで
目の前を歩いていた日本人のご婦人が急に視界から消え
崩れ落ちるように倒れました。

町の救急車が来るまでの1時間半
見ず知らずのご婦人に付き添ったのですが
彼女の足は骨折したらしく動かなく
会話も時間が経つにつれて話のろれつが回らなくなって
「脳梗塞?脳出血・・?」
って思って手や足をさすって声をかけても
もどんどん反応が鈍くなって無表情になってゆきました。

「脳梗塞の治療の点滴はたしか4時間以内?」とか思い出しながら
待っていました。

長いながい2時間が過ぎてようやく救急車がつきたので隊員に
倒れた様子や時間を話して
「strokeかもしれないから骨折の検査より脳のスキャンを先にしてください。」と
申し送りした。

翌日ホテルの人から
「英語を話せないおばあさんとロシア人の通訳を通していたら
脳の治療が間に合いませんでしたよ。ありがとうと伝えてくださいと言われました」

そのご婦人の早い帰国を願いながら
色々な想いが去来する秋の空でした

ただ一つ言える事は
「その日」は予告なしにやってくるんだな・・。

「今日が人生最後の日」という設定で日々をおくっているのが信条だが
実際に目の当たりにすると考えさせられるなあ。







 
 
 
 
 

2012年10月15日月曜日

ロシアのスリを一撃で倒した武勇伝@大和撫子

エカテリーナ女王の夏の宮殿での覚書。

この宮殿のことはNHKの名曲アルバムのような画でずっと夢をみていて
はるばる東の彼方よりヨレヨレとたどり着いて・・・・。

でも今振り返ると 宮殿の思い出のえずらは
スリ一団の顔と小太りおじさんのまぬけな笑顔だけが
鮮明に浮かぶという悲劇に終わったのでした。



黄金の噴水!本物の金箔!
でも正直、ロシアはどこもかしこも
金や宝石でピカピカまみれなので
日本の侘びて寂びてるものが
恋しくなったというのが本音かな?
宮殿の辻つじに貼られた
スリに気をつけての看板・・。
おまわりさんの姿はなく
自己責任という感じかな?
夏の宮殿は世界中からの観光客で溢れていました。
イタリア人が多いのは
イタリアの建物の原型がロシアにあるので
それを目当てに来るとのこと。
 







憧れの宮殿の噴水庭は


まったく息をのむ美しさで ロシアの短い夏と黄金の噴水のコントラストに
しばしうっとりして至福の時をすごしたのだけど・・

ふとはずれの噴水に目をやり
豪華なレフカメラを三脚に組み立てて撮影に一生懸命な日本人おじさんを
「平和でいいなあ・・」と思って眺めていたら
ジプシー風のおばあさん・中年の女・若い女・足もとに子供
が日本のおじさんの廻りを取り囲みはじめた。

「スリ・・?」としばらく眺めていたが
ちょっと背伸びして確認すると
おじさんのたすき掛けになったバッグの中に女の手が入っていた。
おじさんは撮影に一生懸命で気がついていない。

次の瞬間、気がつくと私はその一団を
ビリヤードの玉のように体当たりの一撃で散らし
バッグに入っていた女の手首をひねりあげて
「スリ!」ってワイルドにやってやったぜ。

そのチャルメラ風おじさんは 何が起きたか全くわかっておらず
大切なカメラを抱えてきょとんとしている。

説明してやっとカバンのチャックがあいていたので
ようやく理解したのちに驚いて感謝されたのだが・・。

その後 私はスリの歯の無いおばあさんと
若い女と子供達に囲まれてすごい剣幕で口撃され
なぜかスマホで撮影されたが
「policeよぶわよ」と言うと散っていった。

おじさんいわく
「今日は俺、やけにモテるな・・。」と思いながら撮影していたそう(笑)

やれやれである。

その昔、アテネに住んでいたときに
アクロポリスで出会う日本人団体旅行の客が
子供心に恥ずかしくてはずかしくて大嫌いだったけれど
今は違って見える。


日本人は平和ボケしていると言われるが
性善説の日本人の佇まいは外国では際立って見えるから
なんだかちょっと誇らしく?ほっとするのだ。
猜疑心の強い眼をした大人より
善男善女の佇まいのほうが結構なのでそれが嬉しいのだ。


日本の善良なおじさんを守ったその翌日に
日本の善良なおばあさんを救ったお話はまた明日

日本の善良なおじさん&おばあさん!
私がそばにいたらいつでも助けてあげるからね。
ボンボヤージュなのである。



帰国後の窯出しの作品紹介

coco girls 2012
























2012年8月30日木曜日

長年の筆の悩みが解決した祝日!陶芸筆に最適の筆発見なのだ

主の喜びを共にする?
この子たちの髪の毛の彩色中に発見したのです。
 
釉薬掛けの作業を夏休みも挟んでもう数カ月やっているが
今日は嬉しい大発見があったので記しておこう。

釉薬は意外とキツい成分があるせいか
作業中は手がすぐにガサガサと荒れる。

同様に動物の毛で出来た筆も
キューティクル的なものが剥がれて
あっというまに筆先がバラバラになって
1,2回の釉薬仕事でボロボロとなり
使い物にならなくなるのが
私的にはとても残念なことでした。



まさか人工の穂先でできた筆がこんなにいいとは思わず
今まで振り向きもしなかったことを反省しつつ
いつも沢山筆を売ってもらっていた道具屋さんに心で詫びながら
ネットで検索して次の釉薬作業のために各サイズを注文した夏の日でしたとさ。

それにしても・・・
さすが日本製?
サクラさん、ありがとうなのです!





左から 釉薬の鉄分で数回の利用でボロボロになった動物で出来たダミ筆。


真ん中がタヌキの毛で出来た面相筆。
これが結構高価なのだが 
あっというまに穂先がボロボロになってしまうので
毎回 10本~15本と買い求めるたびにがっかりしていました

今回使ってみて驚いがのが
人工穂先の筆でした。
水の含みもよいし 釉薬にも耐性があって
しなりも適度にあって
BINGO!


さっそくネットで検索して沢山仕入れることができました。
サクラさん!
サクラ画筆 ネオセブロン!
良い商品をありがとうなのです!
 

ロシア旅行記2012~エルミタージュとゴッホの焼き物 ~絵皿と壺~


エルミタージュ美術館に陳列されていたゴッホの焼き物

小さい頃にこれを作っているゴッホの写真を見て
いつか本物を見たいな~と思っていたのです。
美術館の最上階の隅っこにあったので
沢山歩かされた末に出逢えたので
喜びも倍増でした。

キンキラキンの展示物だらけのエルミタージュの中で
唯一 土の香りのする素朴なものだたので
周波数を合わせることも出来
お話をしばしすることができました。
 そんなこんなでロシアの長旅から帰ってきました。

今まで色々な国に出かけたけれど
アラフォー過ぎた頃から 「飛行機に乗るのも疲れる」ということに気がつき
今後は飛行時間の長いところから攻めてゆくことにしたのです。

サンクトペテルブルグを目指すならモスクワまでの直行便10時間+乗り継ぎ合計3時間
でなんだかんだホテルに到着するまで15時間かかったかな?


最近の日本の夏の暑さといったら もう凶器のようで
やる気も気合いも溶かされてしまうほどで
クーラーをかけていてもテンションが下がり気味でしたが 
涼しい国では おデブの私でもスタスタと歩きまわって
精力的に美術館やロマノフ王朝のお宝を拝見して
大量の芸の肥やしを見聞することが出来、
ロシアンパワーをもらって元気に蘇り帰国した次第です。


陶芸を目指し始めたころには
「陶芸家=ストイックで慎ましく・清貧であらねばならない」となぜか思っていて
実践しようと試みたけれどある時からそれをやめて
「ふんだんに見聞・体験を広めて肥やしを身につけ豊かな作品を生み出そう」
にシフトしたので これはサボりではなく 自分的にはOKなのである。

それで感想は?

・・・・ロシア王朝の金銀財宝@絢爛豪華さには 心底驚かされたけれど
やっぱり「今を生きていること」には叶わないなあ~~。

所詮、価値はどうあれ「物は命を超えないんだな~~」と思ったことが正直なところです。

それをいっちゃっちゃあ終わりなのだが
所詮、自分の作っているものは
「命のきらめきには遠く及ばないただの焼き物」である
ということになってしまうのだけれど
そのことを知った上で 
足るを知り真剣に取り組んでいくのがいいのかもしれないな・・ってね。

もし本当に輪廻転生があるとしたら
行列に並んで生まれ変わりを待っているエカテリーナさんはきっと
「もう何もいらないから早く命をください」って言うだろうな。








2012年8月8日水曜日

相馬野馬追祭りとヒマラヤ塩と桃の山

そんなこんなで熱い日々が続きますが
私は今 沢山の桃と岩塩と常盤ハワイアンホテル・オリジナルハワイアングッズに囲まれています。
なぜって?
福島県の相馬市の野馬追祭り見学に出かけていたんですね♪

その昔 馬を飼っていたころにこのお祭りに一度は行ってみたいと思っていたけれど
そのうち・・そのうち・・と後回しになっていたので
3.11があって復興支援にもなるというので今年行くことにしました。

このお祭りは土と汗にまみれた飾らない良さが伝わってきて
しみじみと感動を味わいました。
馬はすべて自宅で個人が飼っているというところが深いのです。

以前のアトリエは乗馬倶楽部に隣接していたので
馬を飼うことの大変さを身近で毎日見ていました。

予防注射に毎日の厩舎の掃除・運動させて・調教も・・
水の補給、馬を洗って蹄鉄屋さんを呼んで・・・と
大変な作業がエンドレスに続いて旅行行くのもままならない。
真冬の早朝、厩舎の掃除と藁敷きは見ていて本当に頭が下がる思いでした。

相馬の人達はたった3日間のこのお祭りの為に
大変な陰の仕事をしているのです。

伝統を繋いで今に残してくれている事に感謝しながら
精一杯の応援をしてきました。

福島産の果物や野菜を沢山買うことに決めて帰ってきましたが
近所のスーパーに行って探しても他県のものしか見あたらず
ちょっと悲しい気持ちになりましたが
来年も再来を誓ったキネジコでした。

それにしてもこのピンクの岩塩
よく見ると ヒマラヤ産ではないですか(笑)



旗をとった勝ち馬は
この坂を駆け上がって報告します





馬具も伝統のものです。
見えない所にドイツ製使っているところがあるかな・・?
と探しましたがすべて純正伝統の馬具でした。
相馬市にはこれらの馬具を専門に修理する
職人さんがいるそうです。


花火で打ち上げられた赤と青の旗を
馬に乗った男たちが取りにいきます。
のぼりが美しいです。
黒沢映画もこの地で撮影したそうです。


次代を継ぐ
若い青年の姿がキラキラと光って見えました。












2012年7月11日水曜日

猫に職務質問


「岩を掘る工夫は30歳の誕生日を迎えると 長生きのお祝いをしました。」

先日の石見銀山でガイドさんから聞いた言葉を反芻しつつ
「今日あたり海に飛び込めてえなあ・・」
と思いつつ ○○さん元気かな・・など混沌としながら
夏の日差し受け過ぎて白くピンボケしたようなバルコニーをながめながら
ヨレヨレと先日作ったウォーターキーパーを鉢に刺してまわる。

水を注ぐとテラコッタから粘土のいい匂いがかすかに鼻孔をくすぐる

ああ・・

私が独りでも楽しくいられるのはこれがあるからだ。

花に水をやってこの原始的な飾らない匂いが
頭の中を整理してくれた。
「一度アトリエを掃除して次の作業をしましょうね」

・・・・・。

でもまた同じ道具と釉薬を取り出すのだから
そのまま続けてもいいと思うのだが

「掃除・整理整頓」の作業と同時に脳の中の混沌も整理されるのを
本当のところは知っているのだ。

ただスイッチが入らないだけですね。
はいはい。やりますよ~~

今回色々と試作したけれど
猫のウォーターキーパーが採用となりました。
花の合間から覗く顔が
なんだかヘンテコなので
気が合ったようです





おやじ猫のような
覗き猫のような
挙動不審の一品。
水を注ぎながら
「職務質問します。何処からきましたか?」って聞いたら
すごい答え!!が返ってきました(笑)
エヘヘ・・内容は秘密にしておきます。


HAYAMAとヨットを白粘土で描きましたが
ま・・・・not bad...but not good enough....

「誠に残念ながら今回は不採用となりました。貴殿のご多幸をお祈りいたします」
このシンプルなウォーターキーパーは
食指が動かずお倉入りとなりました。。。
残念!
この子もかなり変ですね
隠れて雀でも狙っているのか?

思わず「おいおいたいがいにしておきなさいよ」って
声掛けをしてしまいそうです。