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四谷三丁目付近のうなぎ屋さん 繁盛してました。有名なのかな? |
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週刊誌ってこのざらざらの紙特有の温かみがいいんだなあ・・
どうぞ未来永劫に週刊誌が存続しますように・・・ |
そんなこんなで今日は四谷三丁目の家に用事があって葉山の山奥から遥々出張る。
田舎者にとって上京はチョッとした遠足気分である。
家を出て2時間。芸大卒の素敵な建築家のご夫婦と会って用事をすませた後に
連れだって近所の鰻屋さんに行く。このお店はいつもチラチラと気になっていたお店だが
なかなか上品なウナギで美味しかった。
若い人に御馳走するのも最近は
「今まで自分が奢ってもらった事の恩返し」という気もあって幸せな気持ちになれる。
お二人と別れて新宿吉本ルミネにも立ち寄ってアハハと笑う。
以前は上京の折りには落語の末廣亭に立ち寄る事が多かったが最近はもっぱら若手芸人に笑わせてもらっている。笑いに感想とかなにもない。亡くなったおじいちゃんと同様、ただただ笑わせてもらってすっきりとして新宿ラインに飛び乗る。
帰りの電車に乗りこむときはいつも決まった雑誌を二冊買って席に座る。
そして美人車掌さんから冷たい飲み物を買う。
ヨーロッパの無愛想なサービスに比べて日本人乗務員さんの親切なことよ!
ビール1本でも優しく微笑んで手渡ししてくれるではないか。
チップのストレスもなくて本当に心地いい。最近のヨーロッパではチップをあげないと露骨に文句を言ってきたりでガクウウとすることが多い。
今までは「日本人代表」という気構えがあってチップを大目にあげたりで気を使っていたが
各国で遭遇する多くの中国人観光客がチップを笑って踏み倒してゆく逞しさを目の当たりにして
もう私一人が日本人代表としてチップに気を使うことを止める事にした。
アジア人代表でその穴を埋めるにはあまりにも非力である。
今世界は 日本人・中国人・香港人・ベトナム人・とアジア各国からの観光客が増えていて
ヨーロッパの人から見ると皆同じでごちゃまぜになっている。
せっかくマナーの良さで認知されていた日本人がもうごっちゃ混ぜにされていた現場を見てしまったからね(笑)
今後はもうアジア人観光客として外国に行くことにしました。設定は「どこかの国の日系人3世です」・・・ま・どっちでもいいか・
そんな地上の変化を知ると「長く生きているなあ・・」とふと思うのです。
そんなわけで毎度日本のきめ細かいサービスに感動する人魚屋なのでした。
明日からまた粘土の日々に戻りマス。