2012年3月25日日曜日

春はいと罪深きものなりき ~高波とメバルと親切な秋谷の漁師~

そんなこんなでここ数週間は
まだ肌寒い灰色の空の下
心静かに粘土に夢中の日々だったのだが。。。

昨日の柔かい雨に「ついに来てしもたか・・」と
春を想っていて心乱されることしばし

で?何が頭をよぎるかって・・・?

テトラや防波堤からのチョイ釣りです。ハイ。
この季節から夏にかけてこれが楽しいんだなあ~

雨にもかかわらず「ええい!もう!いてまえ~~」って
粘土を放り出して愛車エンジンぶるるん

秋谷の餌やさんにとびこんで
アオイソメ・ブラクリ・サビキ・などいつもの
「まるで小学生の初めて釣りセット」を買いこんで
春のまだ冷たい雨の降る中、
2012年のテトラ&防波堤デビューを果たしてしまったのだ♪

久々だったのでテトラを飛び回る足さばきに冴えがなかったが
根にいるカサゴと周波数を合わせて居場所をさぐり
勘が戻ってきた感じにワクワクして
サビキにかかった「春の魚・メバル」に歓喜し
ほんのちょっとの釣りでも沢山の「棲むものたち」と交信して
真に五感の嬉しい時を過ごした

今日は晴れていたが
「天気静朗なれど波高し(おみくじ風)」
海に関係する人だったら近付かない程の波だったが
静かな湾内でちょちょっとサビキを出して
2時間ほどメバルと遊ばせてもらって
ご機嫌の御帰還

海外リゾートでクルーザーを連日チャーターして
小遣いがすってんてんになる釣りも楽しい

管理釣り場でニジマスが釣れすぎるのも楽しい

夜店の金魚すくいで1000円つぎ込んで3匹獲るのも楽しい

江の島を見ながらキス舟に乗るのも楽しい

友達のヨットに乗って釣る五目も楽しいが・・・

やっぱりそれぞれに「縛り」があって表裏一体

free to come  free to go
フラリと寄ってフラリと帰れるこの防波堤の釣りがいいんだなあ~

あまりの風に海が心配になった頃に
地元の漁師さんが「今日は危険だからもう帰りなさい」と
わざわざ言いに来てくれたので恐縮しきりで帰宅。

すっかり気が済んで
何事もなかったように粘土に戻った春の一日でした。



今週製作途中の作品

最近はおっぱいのない人魚が
多かったのだが 
やっぱり作者はこちらのほうが
納得できるんだなあ・・
ってなことで復活したおっぱいです。
今日の秋谷港
防波堤には高波が打ち寄せて
雲は黒く溶け始めまるで爆弾低気圧のような様相を示していました。
遠くに見えるのは雪を冠した富士山です。
湾内は静かでサビキが可能でした。
製作途中のlittle mermaid

焼成できた作品も沢山あるのだけれど
撮影する前に
皆 お嫁に出してしまいました。。
次の作品から記録を残していこうと思います
ここは横須賀市になるのだけれど
なぜか「南葉山」とも言います
左の山の上に昔のアトリエがあったり
近所に友達が住んでいたり
シーグラスの沢山獲れるポイントがあったり
私にとって沢山の思い出のある場所です

2012年2月21日火曜日

そば屋での悪夢~べっ甲メガネの逆襲~

常盤のそば屋にて

今日は鎌倉に用があったので
お気に入りのお蕎麦屋さんに立ち寄る

昼どきも過ぎていたので
小説と買いこんだ雑誌を丸めてしっぽりと・・
といつもの座敷めざし座ったらしばらくして
ガラガラ・・・と「べっ甲の眼鏡をかけた昭和の社長」な元気なお爺さんが入店。

これが悪夢の始まりでして・・。

社長さんは席につくと延々とそば屋の女将さんを相手に大声で
財産自慢を繰り広げてゆくのでした。

小説に没頭しようとしても財産自慢の声が大きすぎて
せっかくのお楽しみの時間が・・・。

「タコ社長! 静かにしろ!」

と言えたらいいのになあ~~と思いつつ
葉山に金ぴかの「会社の別荘を建てている」と聞こえてきたときには
つい「ええ!?どこだ?」と聞き耳たててしまう自分に苦笑しながら
早々にお金を払って駐車場に逃げ出してみれば
これまた昭和レトロなクラウンに運転手さんを待たせていました。

やれやれ・・と口直しに力餅やさんに立ち寄って
アトリエに逃げ帰ってコーヒーのみながらしっぽりと落ち着いたのでした。

このお菓子屋さんは これまた昭和レトロなお店なので
おススメです。赤福が自由に買えない神奈川人にとって穴場です。
あんころ餅が止まらないんだなあ~~
片瀬の龍興寺入り口で売っているあんころ餅も赤福チックだけれど
最近、お店がいつも閉まっているからちょっと心配しています。

お店の中には
和菓子やさん特有の蜜のあの匂いが
柱にしみついていて
いいんだなあ~~






今日の私の心の色は
この真ん中の女

でも本当のところは
実際は怒っていないしがっかりもしていないのです。

人間とは哀しくも愛すべきものかな・・
という感じなのれす

じゃんじゃん



2012年2月16日木曜日

消える名店と金魚とテンのお話

気が向いたときにふらりと立ち寄っていたお気に入りのお寿司屋さん

いつも空いてすぐに診てくれるおじいさん先生のいる内科医院

おデブさんにやさしかった昭和レトロな洋裁店

熱帯魚のものなら何でもそろう行きつけのアクアリウム店

これがある日忽然と消えている・・という悲劇にいくつか遭遇する事があった

当然あると思いこんで勢い扉をあけようと手を伸ばすが何もない
あれれ?と顔をあげるとそこにはガランとした空間があるだけ

運のいい時は 
そこに引っ越先の張り紙があったりする
閉店のご挨拶の張り紙があったりもする

今日の熱帯魚屋さんはガラス越しに覗いてみると
まるでひき剥がすように引越した跡が痛々しく残るだけ
それだけが残された者へのメッセージ

あの熱帯魚たちは何処へ?巨大水槽は?
魚を丁寧に掬ってくれたあの優しいお兄さんは何処へ?
いずれ飼おうと思っていたアロワナは?大型ナマズは?
餌が底をついた私の熱帯魚達はどうしよう・・?

・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。


動揺してしまい なぜかしばしその場で目を閉じて
あの空間に存在したものたちと交信を計るが
そんなことは無駄なこと・・と我に返りその場を立ち去る

この世のルールではお客側が偉いとされているのだが
実はそこにお店があってくれることが本当は有難い事を忘れがちである

世の中みんな輪になってお互い様なのだ
もっとちゃんと「ありがとう」を伝えておけばよかった

仕方ないので みぞれ降る中 いきつけの「金魚専門店」に立ち寄り
急場しのぎの熱帯魚の餌を出してもらうと
女将さんが「お店もう辞めちゃおうかなあと思っているの」とのお言葉に
強力に心動かされてつい高い金魚を2匹買ってしまった。

その際仕入れた情報を書きしるしておこう

*****2012年**冬***葉山のテン情報*******

金魚屋さんはゴルフ場の山のふもとにある
最近、野生のテンがあらわれて金魚を食べてしまうので
罠をしかけて生け捕りにして役場に連絡すると
「保護動物につき殺処分できないので遠くで放してきます」
といって連れていかれたテンが翌日には戻ってきて
また金魚を食ったの。

というお話でした。

なんだか春が待ち遠しい町からでした。

じゃんじゃん

この子は川崎の皮膚科クリニックにお嫁に行きました。
幸せに暮らしているかな?
美人さんだったので作ってすぐにいなくなってしまいました。
porcelin mermaid original handmade
by hayama clay art studio mermaid7.com
この子たちが本日の餌難民!
餌を探して 怒りながら飛び回っています(笑)
何せ日々大きくなってしまう種類とは知らずに飼ってしまいました。
オリノコ河から来たカージナルテトラも珍しい川魚も海老も
みんな食べられてしまいました(涙)
hungry&angry fish
looking for food blaming the owner





この子はレンタル水槽の自動餌で生きているので
今日の「餌危機」は関係ないわ・・という佇まいです
この子の下にいるドット柄の子が最近のお気に入りです。
the salt water puff fish
this girl is one of my special
the name is SB(strange banana)

2012年2月14日火曜日

鎌高前はホンテッドマンション

松本市は松山城と背景のアルプスが美しい町でした。
中に入った感想・ 
外国のお城に比べて日本のお城は質実剛健・質素なところが魅力です。
お城の中の階段は意外!かなり急&スリリングでした。
最上階で町を見下ろすお殿様の気分を味わいたかったら
脚の若いうちに日本の城廻りは完了させませう。
深雪の白川郷
やっと訪れる事が出来ました。
ライトアップに訪れるお客さんはとても多かったけれど
暗闇が人影を消してくれたので
以外と静かにほっこりすることが出来ました。
そんなこんなでまた旅の空でした。
今までは粘土に夢中で
アトリエから離れることはあまり考えられないことだったけれど
去年、今年と旅の魅力に取りつかれてしまっていますね。
「旅も芸の肥やし」
というところで
五感を全開で日本を感じて来ました。
飛騨高山の山車会館にて

なんだかお囃子が聞こえてきそうでした。
現代、実際のお祭りで使っているなんて感激です。
九州の日田に行ったときにも同じような山車を沢山見ました。
日本の天領だった所はみな「小京都」を名乗っていてプライドを感じる事が出来ます。
日本に沢山ある「小京都」 是非すべて訪れたいです。
今週は日本縦断で色々なところへ行ったけれど
帰ってきてこの道を通りとホッとしている自分に気付く。

南アフリカ生まれだけれどこの地に長く住んですっかり
この地が故郷となったんだなあ・・・ってね。

この写真のところを右折し鎌高前にあるテレジア病院で去年父が亡くなった

此処を通るたびに父が助手席に乗り込んで来てあれやこれや話しかけてくる(笑)
まるで東京ディズニーランドの「ホンテッドマンション」のよう!
私にとってはちょっと心がしんみりするけれど
往路も復路も父に会える「お楽しみなポイント」なのです。

故郷とは何でもない町の辻つじに
色々な思い出が増えてゆく事なのかもしれない。

学生時代を過ごした石川町・山下町近辺なんかは
ハイヒールを石畳にひっかけてパンツ丸出しですっころんだポイントや
○○を○○して○○○になってしまったお店…etc
など悲惨&恥ずかしい記憶を引っ張り出すスイッチが街のそっちこっちに沢山あるので
横浜も第二の故郷かな?
いや、神奈川県単位で故郷としよう。
再訪したい所は鶴見のビール工場 
まだあるの?か?な?






金彩色を施したマーメイドシリーズ

スマホでは画質悪し
明日こそカメラで撮影を始めよう












2012年2月5日日曜日

真冬の凍れ金魚

冬の朝
私はコンタクトレンズを入れると
赤が滲んで見えないか・・・と
真っ先にこの庭の金魚たちを眺める。
冬の金魚は凛として美しい

夏は金魚も水もだらんとしていて
あまり魅力を感じない

昔ある男が
「死んだ金魚の匂いのする女がいたんだ」
と言っていた言葉が頭をよぎるが
なんとなく言いたかった事がわかるなあ(笑)

金魚はどんよりしてはイケないのである
先日の雪の日も微妙に動きながらじっとしているので
勝手に「なにかお考えがおありのようです。」と納得しておりましたのです。ハイ。

今日の作品紹介

紅おしろい
遊びをせむとや生まれけむ

最新版

さあ、今日も締まっていきましょか

全員で5姉妹です。
並べ方によって沢山の物語が生まれます。
この二人が何を話しているか聞こえますか?
とてもおしゃべりなので愛想が尽きません

2012年2月1日水曜日

がっかりのオリーブオイル。 日本は世界の築地?

そんなこんなで2012年2月です。
1月はお正月月間という訳でようやくのんびりと2月になって起動しました。
身辺整理やなにやらまた沢山捨ててスッキリと粘土を始めたいと思います。

人生の折り返し地点で「本当に欲しいものだけ」を手にして
なるべくシンプルに過ごしていたつもりだが1年経ってみるとそれでもやっぱり余計なものが増えていたので反省。

そんなこんなで今日からソロソロと粘土に真剣に向う 毎日が始まりました。
最近はおっぱいのある人魚を作らなくなった。
理由は人から色々と言われたのもあるけど・・。
おっぱいは命のシンボルと思っているので
今年はまた復活させよう。


なにかしらの作品を揚げてゆくのだがとりあえず今日はスマホの写真。

この人魚さんはどこか儚げでお気に入りの一人。

そんなことより今日の食にまつわるガッカリを記しておこう。










これが期待星!サントリーニで買ったオリーブオイル。
それもそのはず・・。ラベルを見ると6.5ユーロ。
もしかしてサンオイルだったのかな?
食いしん坊の私は去年、サントリーニ島で「日本では食べる事のできないオリーブオイル」を手にしようと思い立って片言のギリシャ語でスーパーのおばちゃんから聞いて「アフト。ポリカロ」(これだよ。美味いよ)と言われて喜んで買い求めた1本。

いざ食卓へ!

 味も香りも残念な1本だった。

ギリシャ育ちの私は塩を強めに振った魚にレモンを絞って濃いバージンオイルをかけて食らうのがなによりも好きなのだが。。。

伊勢丹の地下で買った金ラベルのオイルのほうがよっぽど美味い。 がく ううう。

 そういえば・・・。ギリシャのスーパーで並んでいたオリーブオイルの種類よりデパ地下で並んでいるエキストラバージンオイルのほうが種類も豊富だったなあ。

 ふとオイルのラベルを見るとたったの6・5ユーロではないか・・。

もしかしてこれはサンオイルだったの?など色々想いを馳せるが 天ぷら油行きに。


そういえばいつか北陸あたりの漁師町で美味い料理屋さんに入った時、
板前さんが「うちは全部 築地直送だからね。」と誇らしげに言い放ったので
カウンターから転げ落ちそうになったことがある(笑)

聞けば産地の一級品の多くは築地に直送するので地元にはそんなに残らないという。

オリーブオイルもそうなのかな?

2012年1月15日日曜日

祝!国際的にマリコ・デラックスとなった日

2012年 年始ラスベガスでグランドキャニオンから昇る初日の出に会いに行った時の話。
街から30分くらいの所にある飛行場でチェックインをしたところ
「はい。体重計に乗ってください」と言われて
DELUXと書かれた金のシールを貰う。
「・・・・・。これは 横綱級ということか?・・セスナ機が片寄ってしまわないように
こんな言葉で仕分けているのか・・?」
と泣き笑いのような顔をして次の人を観察する。
次の大柄なインド人も同じシールをもらっていた。
三番目くらいにやっと痩型の若いおにいさんが体重計に乗った。
いったいどんな名前のシールをもらうのかしら・・・?
えっとデラックスの反対語は?・。。。まさかpoor?
とドキドキしながら見ていたらはやりDELUXをもらっていたので
それは観光コースの名前だと知り意味もなく嬉しくなってしまった。
来月は一族郎党が集まって80歳になるおばあちゃんと箱根に行くので
このシールをつけて行って笑ってもらおうと目論んでいます。
おばあちゃん、笑ってくれるかな?
ラスベガス発のグランドキャニオンツアー
シーニックエアラインの飛行機&現地バスツアーは
おススメです!飛行機も大き スタッフもオーガナイズされていて
手順もよくちゃんと時間通りにホテルに戻ってきます。
以前行ったときに小さなセスナ機が木の葉のように揺れて
死ぬかと思った経験があります。
今日の作品紹介
最新作のマーメイドの姉妹です。
冬の空はなにかと灰色なので
なるべく彩り豊なお庭にしよう・・・と
しましたが賑やかになりすぎたかな?
仲良しな二人なのでずっとお喋りしています。












そんなこんなで今日の魚は佐島からの贈り物。
・・・・でもこのワッペンサイズのカワハギ君やカサゴ君が一番やっかいなんだなあ・・・・・・
「命をもらったのだからきっちり食べる」
がモットーだけれど包丁持つ手が萎える。
カワハギといえば肝がパンパンでギーギーと鳴く
かわいく美味しい優等生なのだが・・・
小さい子は手間をかけてもちょっとしか刺身が取れないので 「労多くして身が少なし」ということになってしまうので
食指が動かない。
しばし考え「そうだ!カサゴもカワハギもブイヤベースにしてしまおう!」
と思い立ち去年スペインで山のように買ってきた
サフランをゴソゴソと探してオリーブオイルとニンニクまで
揃えたが 欠かせないアサリがないことに気がつき
冷蔵庫の中で順番待ちしていた シロギスの天ぷらに変更する・



ああ・・・・・
こうやってダイエット中なのにまた油を摂取してしもた。


作者のヘンテコな言動をいつも笑っている二人です。
勘ですが将来この二人はシンガポールにお嫁に行くと思います。

マッチとパンチと林家三平つながりの覚書

作業しながら つい思い出したことを書き留める今日の日記。

昔、友人にまったくイケていない青年医師がいました。
猛勉強してやっとこさお医者になり
大学院を出た揚句に医局から山形の地方病院に飛ばされたのです。

冬のスキーがてら皆で励ましに遊びに行くと
せっかくハジけようと思ったのに 
この田舎町でも全くモテないと悩み相談をされました。

「まず、その7:3分けのヘアスタイルを美容院にでも行って変えてみたら?」
とのアドバイスにモジモジと
「床屋にしか行ったことがないしなあ。。。美容院に行ってなんて言えばいいの?」

彼の顔は当時大人気のマッチに輪郭が似ていたので
「マッチみたいにしてください」といって座ればいいのよ。
とアドバイスをした。

それから少し経っての彼の頭は
大仏のような・・「キツくパーマをあてた寅さん」のよう・・・
!!!!
誰がどう見てもパンチパーマなのだ。
!!!!

話を聞くと どうやら 田舎町のパーマ屋兼美容院の扉を開け
思いきって照れながらも
「マッチにしてください」
と言いながむにゃむにゃと座った時に
「パンチにしてください」
と聞き違いされたらしく
白衣を着たおばちゃん美容師にみるみるロッドまみれにされて
「へえ~美容院ってそんなことするんだ・・」と見ていて
変な機械かぶされて加熱されて
気がついたら大仏@チリチリになっていたという。

・・・・・・・・・・。


彼は山形滞在中に同僚から「パンチ」と呼ばれ
親しまれたとさ。

その後 2か月程たって再会した時には
伸びた毛先だけがクルクルとしていて今度は「林家三平」に・・・。
もともと身なりに構わなかった彼はすっかりヘアの手入れを放棄し
鳥の巣のような頭で働いていた。

そんなこんなで
強力にかかったパーマは数カ月間にわたって彼を人気者にしたとさ。

今の若いお医者さんはドラマでも皆シュッとしていて垢ぬけた人が多いので
こんな話通じないかな?
そういえば昭和の「駒トラ」な7:3分けな男子はまだ存在するのかな?




去年の夏のスナップショット
明日からは作品の写真をアップしてゆきます。














2012年1月8日日曜日

あけおめことよろ2012 from Lasvegas

そんなこんなで2012年なのです。
あけましておめでとうなのです。
去年はなにかと落ち着かなかったのですが
今年は色々なことを断ちきってますます変人となり
粘土な日々を深化させてゆこうとおもいます。

なによりもヘソクリ現金の全てを年越しのラスベガスですべて使い果たしてしまい
(カジノで夜な夜な、中国人・カンボジア人と張り合ってやまとなでしこ撃沈!)

その上 ホテルのギャラリーでベティさんの絵と巡り合ってしまい
緊急用に持たされているカードを使ってしまいました。
作者も憐れんで色紙のようなものを書いてくれました。
請求書が届き発覚するまでの命です。

最後の飛行場のスロットで小銭もすべて使い果たし
スターバックスでコーヒーを買うお金も失くしてのヨレヨレの帰国です(笑)

それにしても スッテンテンからのゼロスタートが実に気持ちいいのです。

年越しカウントダウンのラスベガスはとても賑やかで
世界中から人が集まって騒ぎの中にいると
「私は誰?ここは何処?なぜここに居るの?」
とnobodyな不思議な感覚にとらわれます。

元旦はグランドキャニオンに出かけてセスナの中から初日の出を拝んで
大地を削るコロラド川と広大な大地を目の当たりにしました。

いつも気持ちをリセットする時はココが一番です。

日本でしばらく自分なりにまともに生きていると
煮詰まって とかく細かいことに頭をもっていかれがちですが
「な~んだ。世界って広いんだ~」と思うのにラスベガスはちょうどいい所です。
なんたって大地も空も何事もでっかく
グランドキャニオン誕生の歴史は○○億年で
人々の国籍なんてあまりに多く
お金だってハイローラーの金縁のチップをみていたら
中流だと思っていた自分が貧しく思えたり・・
その反対もあります。

一番嬉しいのは自分の倍くらいある体格の女性を見ると
「なんだ・私ってそんなに太ってない」ってね(笑)

要するに自分の立ち位置は自分で決めて
どれだけ「幸せの感度をもっているか」に尽きるんだと思います。
そのことを知っていると
何があっても動揺しないでブレずに進めるのだと思います。

そんなこんなで今はスッカラカンを楽しんでいます。
(最後のチップを確率1/2のルーレットのREDにかけてハズした悔しさ)を抱きしめて・・

ちっちゃいアトリエから今年は腰をすえて何かと発信するので
どうぞよろしくお願い致します。

Happy new year!!
























2011年11月29日火曜日

キネジコと草食系の若者の共通点みっけ!

今日は川崎から来てくれた親友と一緒に窯出しをした幸せな一日でした。
彼女のクリニックにも人魚がもらわれていったたので「多くの患者さんが微笑んでくれたら嬉しいな」と喜びあふれる一日でした。


人の目からみると「売るでもなく・教えるでもなく・個展を開くでもなく・
いったいあの人は何をやっているの?」と思われがちだが
それでいいのである。

人はそれぞれ欲しいものにベクトルを向けて生きているのだが
「お金・名誉・人・・」・・どれもあまり欲しくないので
それに向けて積極的にやっていないただの怠け者なのであります。

・・・じゃあ・何が欲しいの?

ハイ。粘土な日々です。
毎日「今日が人生最後の一日」という設定で組み立てるので
つい 「後悔のないように・・」と粘土ばかりいじっているのです。

そんな中でタンポポの種が飛ぶように自然現象として川崎にワールドが広がったことが
単純に嬉しいのです。ハイ。

ここまで書いて先日の草食系若者の謎が解けたのです。

つい先日、やっとこさ就職を決めた若者に
「よくがんばったね。お祝いしてあげるから カウンター@ミシュランのお寿司を食べに行こう」と
誘ったのであるが 反応がイマイチなので
 「遠慮しなくていいよ。男は本物を知らないとね」
とか言ってもピンとしない顔しているのである。

「・・っていうか 人がにぎった寿司っていうのが なんとなく気持ち悪いんだよね。」
「??」
「それに カウンターで話しかけられるのも面倒くさいというか ・・回転ずしで大トロとか
思いっきり食べたらそれがいいんだよね。」
どうしでも回転すしがいいというのでOKすると
スマホであっという間に調べて三浦半島にある評判のいいお店に出掛けたのだが
そこだって人が握っているのに・・?と聞くと
「回転ずしは人が握っている感じがしなくていいんだよね。」

今の若者は高いものを食べると「これで牛丼が何杯食べられるか」という基準が働いてしまうらしく
「無駄に高いものはモッタイナイし欲しくない」という事がよくわかった。

予算が余ったので何か記念に買ってあげる・・
といったら案の定 「今、欲しいもの無いんだよね。」
「時計は?」「スマホがあるからいらないし腕が重たいのも嫌なんだよね」
「手帳は?」「それも邪魔・スマホの中にある」
・・・それではモンブランのペンにしよう!といってデパートに入ったが
試し書きをして
「ペン先が太すぎて書きにくいし、かさ張るからいらない」
と言われて撃沈したのである。
そういえば彼の字は糸のように細くミミズのようだ。
あれはいまどきの細いほそ~~いペン先のなせる技だったのだ。

・・結局 スイカを満タンにしてあげて別れたのだが・・
釈然としない。

昭和VS平成。バブルを知っている世代と「欲しくない世代」
物が売れないという事がよくわかった一日でした。

よっぽど今どきの男の子のほうが悟っている事に感心してヨレヨレと御帰還したのだが
あの若さで「本当に欲しいもの」をもう知っていることをスゴイと思う。

私なんて何十年もかけて散々無駄使いを繰り返しすってんころりんの挙句に
ようやく「欲しいものだけ手に入れよう」と気付き歩み出したのに・・

あの年でもうさっぱりと「持たない」人生を歩みはじめた草食君に
「えらいぞ!がんばれ青年!」とエールを送るのでありました。

川崎のワールドはまた後でアップしますのでお楽しみに!

現在のキネジコワールド展開場所・

神奈川県 栄区のクリニック
川崎のクリニック

この2か所です。 来年はもう少し積極的に展開していきたいと思っています。
どうぞよろしいくお願いします♪





















2011年11月25日金曜日

遊び呆けた11月なのだったのら

2011年11月22日 京都・東福寺の紅葉 息をのむ美しさでした
ぜひおススメします!
そんなこんなで暫くぶりの日記です。

先月のうちに窯も無事にたきあげ
アトリエから見える
山の木々が黄ばんでくるのを見て
むくむく生えてきたのが
「紅葉まみれ」への欲求。

実は黒部にもちょっと前に出掛けたけれど
「紅葉三昧」とはいかず少々消化不良気味だったのでいざ京都へ。




運転手さんにお任せの旅だったけれど
紅葉クライマックスのお寺を8つ廻って
のご帰還。。うっとりが続いています。
えっとこれは・・・竹林周辺のえっと・・えっと・・
もう一昨日行ったお寺の名前が出てきませんね・・
とにかく素敵なお庭のお寺でした。
さて、今年もあとわずか。
今年やり残していることを
さっさと片付けてしまわなければ!と
解っているのたのだけれど・・

春夏秋冬 異なった景色をみせてくれる京都の
魅力に抗えないでいる。

葉山の隣には鎌倉があるのに・・・・
お寺も紅葉もお料理屋さんもあるのだが・・
小町通りvs花見小路やぽんと町では
やはり京都のほうに軍配があがってしまう。
ちょっと悔しい(笑)


満開の紅葉に大はしゃぎしていたら
その影で着々と芽吹きの準備を進めているしだれ桜や梅と目があって
「また来たの?どうせすぐ戻ってくるくせに・・」と見透かされてしまい
なんとなく「そんなにすぐには再来しないからね・」と悔し紛れにつぶやいてみたが・・

やっぱり桜便りが届く頃には新幹線に飛び乗ってしまうんだろうな・・・・

やれやれである。

どこのお寺も人が沢山いるので
どうしても足元を切っての撮影になりました。

そんなこと言っても
京都は日本人の至宝だから
本当のところは嬉しいのです。ハイ。


今回窯出してたマグカップ
金彩色が綺麗に発色してくれました。


花見小路のお店に飛び込みで入れてもらって頂いたお料理の〆の逸品
生姜と生湯葉のお茶漬け 美味しかったです。
えっと・・・美登幸とかいうお店でした。
これ以外のお料理もどれも美味でした。
おススメです。



2011年10月15日土曜日

我は黄金のパンツなのだ


黒く見えるブタちゃんのおパンツは
800度で焼くと黄金に光り輝くのであるぞ。
仲良しのカエルデートの二人にも
黄金のおパンツをはかせてあげたのだ
ついでに虫取り網も黄金に染めたのだ。

三日月は足が生えていないから
何も穿かせてあげられなかったけれど
金の星を書き足してあげましたとさ
この佐島のタコさんは
いったいどんなおパンツを穿かせてあげればよいのか・・・
タコの股が多すぎてわからないのら。
思い悩んだ挙句に頭の上に
黄金の「??」を描き足し
「おパンツナシ」の判定を下して
ジャンジャン♪
このダイビングをしているおねえさんは
金髪のところに金液を施してあげました。
なんと隣のブタさんは赤いおパンツをはいていたので
上から金のおパンツに塗り替えてあげました。
このお馬さんは「僕は何も穿かせないで」というので
流れ雲に金を入れてみました。
隣のやんちゃなお姫様には小さな冠を乗せてあげました。
このおさるさんは金縁の眼鏡をかけてあげました。
そして安心させておいて
いきなり黄金のパンツをはかせました。

そのあとなんだかずっと文句を言っていましたよ。
なぜって?黒い体に黒い金液で書いても何も見えないからです。
「勘でおパンツを描く 一代賭け」でした(笑)
にじんでいるかもね?!
見えにくいけれど後の漁師の網も金に染めました。
「金の網の漁師」ってなんだかいいなあ~~
欲張りなのかな?

You are what you make

これを訳すると
「あなたの作ったものはそのまんまあなたを映しています。」
これは私が作った陶芸での座右の銘である。

 ・・・・・この数日 キネジコはブタやカエルに黄金のパンツを穿かせる事に人生の時間を費やしていた。

高価な金液を取り寄せてその瓶がカラになるまで延々と「黄金のおパンツ」を上絵付けしていたのだ。

世界中が求めている貴重なAuを私は人生の貴重な時間を使っておパンツに変えていた。

 やれやれである。

 独学で陶芸を始めた頃は毎週のように上野の美術館に通って「美とは?」「陶芸とは?」「私の使命・宿命は?」などと真剣に哲学して自問自答の迷路の森を彷徨ったものである。

そして有名な壺や茶碗を模倣して練習をしたり縦と横の長さの黄金比率のタイル・・などを作ってそれなりに真面目に取り組んでいた。

しかしついにある日「そんなのつまんねえ」という心の底深くからマグマが噴火して
「まんまでいいじゃねえか」と開き直って
「思ったままの・まんまその作りたいもの・自分が手にしたいもの」を作るようにした。

 それがこれなのだから仕方ない。

 大した事ないな。自分。

と自嘲しながらも 楽しく筆を走らせる秋の空なのでした。

さあ、綺麗に発色してくれるかな?

2011年10月6日木曜日

アイヌ刺繍とカニの法則

本日の作品紹介
窯出ししたてのマーメイド
唇の紅をさしなおしてもう一度焼きます。
優しい感じの子になりました。
エメラルドグリーンが綺麗に発色してくれました。

トルコブルーが印象的なアイヌ刺繍
好きな色だけれど
帰ってからみてみるとちょっと派手だったかな・・?
アイヌ刺繍の半纏の後ろ姿
これを作る人が伝統を継承してくれることを祈って・・











そんなこんなで 上絵付けの金彩の仕事も進んでいる秋です。

今日は先月行った 釧路〜阿寒〜知床〜羅臼〜の旅行の記憶を 半纏を通して記しておこうかな。

旅行中、  アイヌの民族舞踊で見た衣装がとっても素敵だったので
阿寒湖畔のクオーターアイヌの女性からこの半纏を譲ってもらいました。
受け取る時にその女性から
「堂々と着てください」と言われたのでそのようにしていました。
残暑の葉山からの夏支度の旅だったので 肌寒い北海道旅の防寒もかねてずっと着ての
旅になりました。

 コレが大当たりで旅を本当に味わい深いものにしてくれたのです。
 何処へ行っても 地元の人に
「それ本物か?」「阿寒で買ったのか?」「手刺繍かい?」「どこで買った?」「似合うね」「幾らした?」・・・etc。話しかけられる機会が多く いつもの数倍会話のチャンスが生まれました。

知床のホテルにてアメリカ人夫婦との会話

「あなたのそのガウンは素敵ですね。どこで手に入れました?」
「ありがとうございます。阿寒湖畔です。民族舞踊を見て欲しくなり買いました。どちらからいらしたのですか?」
「アリゾナです。」
「・・アリゾナからはるばる知床観光に?」
「10年ぶり2度目の知床です。夫婦で地質学者をしています。知床の地層を調べています。北海道大学と一緒に研究もしています。」
「私はアリゾナの上空をセスナで飛んで 感動した事があります。カジノでスッテンテンにもなりました。」
一同アハハ
「震災後の日本にきてくださってありがとうございました。良い旅を」


その他 書き記しておきたい将来に役立ちそうな耳よりの情報・ 漁師町の温泉にて
70歳・80歳のお婆さん達とのガールズトーク。

「あんた、結婚するなら 国民年金じゃなくて厚生年金の出る男さ選べ。もらえる額が違うさ~」
「この辺の男つかまえるなら 船もっている漁師が一番金持ってるさ。山間部の男はダメだよ〜〜。仕事忙しいし介護させられるよ」(笑)

北海道の人は明るく面白い人達ばかりでした。

 ・・・・で・・・葉山に帰ってきて 徒歩圏内のお寿司屋さんにヨレヨレっと行く時にちょっと肌寒かったけれどこの半纏に手をのばして引っ込めてしまいました。

想定される問答に正直言って少し飽きてしまったのですね。ハイ。
黒く染めちゃおうかな?なんてね。

やれやれ。


旅館のカニ料理が食い足りなくて買ったカニ。
一度でいいからカニだけでお腹いっぱいになりたい。
というあさましい考えが裏目に出ました。

カニは「もっと食べたい」気持ちで夢を未来に繋げるのが
幸せなのだと気がつきました。

そんなこんなで網走のホテルで買ったカニ。
「今から10日後に発送して下さい」とお願いしていたのを
すっかり忘れていて今日届いて驚いたのです。

冷凍庫に入らないので
この子だけ出しておいたら解凍されてしまいました。

・・・・・・やっぱりこれも半纏と同じで
現地の空気の中で感じるのが一番ですね。
痛い思いをしながらむいたカニの味は
オホーツクの海水と涙の味がしました。

きっと毛ガニが一番うまいんだろうな・・
と思いつつ半部に切るのも
ためらわれたので
冷凍庫につっこめるだけ
つっこんでしまいました。
一番大きいのはno room

やっぱりカニは特別な御馳走なので
板前さんが「さすがプロ!」の包丁で
むきやすい切り目をつけてくれて
カニの説明をしてくれる美人女将が
いてくれなきゃ気分が盛り上がりませんね。

カニをこっそり一人占めしたいという
意地汚い思いは消えて
しばらく冷凍しておいて大勢あつまった時に
「奪い合い」しながら食べる事にしました。





2011年9月28日水曜日

寿司屋の「時価」 VS 陶芸家の「時価」 どちらの方が怖いか知ってますか?

今日の作品紹介
初窯から出したばかりの人魚の姉妹
これから金色が施されて華やかになります。

左はじのビンが噂の金液。
蓋をゆるゆるに閉めていた自分を反省。
そのまた左手にある汚い色の丸いものは
金液用のパレットで金ちょくといいます。
この汚茶色を780度で焼くとピカピカと光を放つのであら不思議。
昨夜は今シーズン最後のハマスタに出張ってしまったのだ。
贔屓のジャイアンツが調子わるいので
今年はあまり行かなかったのだが
夕方頃に「今日は勝てるよ」と天の声がしたので
ついヨレヨレと絵具だらけのまま・・・

いつ行っても良席のチケットが当日買えるのがハマスタ♪
横浜名物のシューマイ弁当とビール片手に
楽しかったなあ・・
クルーンや小笠原がいないのでちょっと淋しかったが
澤村のボールの早さに感激&
筒合君にエールを送って横横で御帰還となる。
今日は金彩を施そうと思って 引っ越しの荷物の山の中から金液・プラチナ絵具セットのカゴをガサガサ引っ張り出す。カゴを手にしてしばし言葉を失う。
よりによって金液のほうの瓶が倒れていて空っぽに・・!!
ゆるんだ蓋からこぼれ出た金液がどす黒く固まっている!!!

ショックでしばらく絶句。
 陶芸材料のカタログではいつも「金液・・・・・・・時価」としか表記されていない。
この金高騰の時代に25gの金液の損失はかなりの痛手である。
空になった瓶をいつまでも眺めていても仕方ないので馴染みの材料屋さんに電話して
「本日の金液の価格は?」と伺うと「今、一番高いっすよ」と一言。
・・・必要なものは仕方がないので今度はこぼれてもいいように5gの小瓶を注文する。

上絵付け用の筆やその他の小物も必要になったので
愛知県にある馴染みの陶芸材料屋さんに電話をする。
そしていつもの雑ざつとした必要な道具や小物を頼むと
「・・・あの・・それみんな欠品中なんですよね・・」と元気がない。
「入ってからでいいわよ」と云うと
「永遠に入って来ないんです・・・・・・あの・・・道具を作る人がもうやめちゃったんですよね。」 ・・・・・・

本日2度目の絶句。

私が愛用してやまない陶芸道具のアレやコレを製作していた工場がみんな閉鎖してしまったそうな。 「陶芸の人口って増えてないの?」
「いや、増えてません。それに焼物工場自体が減ってるんです。中国産の安い食器にはかなわないですからね。」
「・・・・・。」

嗚呼。

グローバル化と無縁のようなこの業界も知らぬ間に空洞化していたか・・ふう・・。
いや、正確には「空洞化=外地に工場を作る」なので「廃業」による「消滅」ですかね・・。
手作りの道具っていうのは使うたびにワクワクする魔法があったのに残念!!
しばし呆然とするも 代替品になりそうな道具について想いを巡らす。

葉山には知る人ぞ知る!という小さい店内から何でも出てくる魔法の金物屋さんがある。
最近やたらおじさんが元気がないけど顔でも見に行って相談してみようかな?
私が相談すると元ハンサムの面影を残すおじさんは頭の中にある膨大な商品知識の中から
よさげなものを見つくろって提案してくれるので
私は「金物マイスター」と心の中で密かに尊敬している。

手作りの陶芸道具屋さんやベテランの金物屋さん=レベル4の絶滅危惧種なのですね。
そして気がつくと こんなヘンテコを作っている自分はきっとレベル5くらいなのかと
諸行無常を感じる秋の空でした。

「昭和」だったって事ですかね。ハイ。

もうすぐ日本を覆っていたサンルームの天井がバリバリと割れて
ますます景色が大きく変わってゆく予感。
「遠雷」・・・近づいてきたみたいですね。
備えようがありませんが覚悟をしておけばなんくるないさ~

田舎に籠っていても 陶芸を通して世情が透けて見えるというお話でした。
じゃんじゃん。

2011年9月27日火曜日

クリオネって以外と・・・ドラマチック北海道の旅


今日の作品紹介
この子は「遊びをせんとや生まれけむ」シリーズの一人。
梁塵秘抄の遊女のくだりから
2007年作

そんなこんなで残暑の厳しい葉山を離れて3泊4日の北海道の旅から帰ってきました。
ちょうど台風を追いかけてのギリギリOKの旅・帰ってきたら関東のほうが涼しくてようやくホッ。
釧路in~知床~網走out
阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖・サロマ湖・網走湖・知床五湖・湖の綺麗な旅でした。

夏は長い地中海旅行をしたけれどそれを含めて「日本の良さを再確認」する旅でした。

外国やヨーロッパの世界遺産には世界中からの観光客が押し寄せ、以前にも増して新興国からの人が増え「どこへ行っても人で大混雑!」「人種の博覧会」状態でどんなにお金を出してもひっそりと過ごす事が出来ず、有名観光地の客馴れしたチップ営業スマイルに食傷してしまった所だったので この北海道の温かいホスピタリティに心底ほっとしたのでした。

北海道は素晴らしいところで
「どうしてここを知らずにカナダに行ったのだろう?」
「北欧フィオルドクルーズに行かなくたって 知床クルーズが素敵!」
「アイスランドで固いトナカイ肉食べて温泉入るなら 食事の旨い阿寒湖温泉に行けばいいのに?」

などなど 北欧の「酢漬けの魚やサーモン」ばかりの旅を思い出して反省する。チップのストレスもなく 日本人のサービス業は本当に世界一!

今度は紅葉の時に是非再訪したいと思わせる北海道ファンになりました。

今日は北海道で出会った可愛い動物たちをアップします。

さて、旅行の間に窯の温度も下がったようなので 窯出しをして上絵付けに精を出そっと。
と横山大観の絵のように静かな湖畔を反芻しながらアトリエに向うのでした。


釧路湿原の鶴
地味に金網の中に飼われていたのです。
この状態でただひたすらのんびりと時間が過ぎてゆく
「媚びない」動物園でした。
左側が子供の鶴

道路を走っていると普通に何度も見かけたキタキツネ。
この子は逃げることなくずっと離れずに傍にいてくれました。
餌をあげる訳には行かないので
「出てきてくれてありがとね」と言い続けて気を使いました。
きつね色ってこの色なのですね・・・

初デート注意食品
ホテルで出たこの子たちは誠に旨かったなあ。
きっとオホーツクの深海からのプレゼント。

ただひたすら殻をほじくり味噌をすすり・・
あっという間にテーブルの上は
食い散らかされて悲惨な状況に・・
カニは初デートの人には不向きだと気がつきました。
オホーツク流氷館で出会ったクリオネ
「飼いたい!」の情熱は帰国後も続いています。
今色々と調べているところですが・・
最大2年も生きるそうです。
でも餌を食べるときに頭が割れて
ものすごく怖い事態になります。
クリオネって意外と・・怖いのでした。





釧路・知床・網走・
どこへ行っても鹿がでてきてくれます。
阿寒湖の夜道で飛び出してきて
間一髪でよけることができました。
オホーツク流氷館で出会ったフウセンウオ
お腹の吸盤で流されないようにじっとしています。
時々あくびをするのが可愛くて
10分くらい水槽の前で立ちつくしていました。
レンタルしている水槽屋さんに今度この魚をリクエストしよう・・
と思ったけれどあれは「熱帯魚専門のレンタル水槽」だったので
オホーツクに生息しているこの子は
断られるだろうな・・・(涙)

余談ですがレンタルの水槽屋さんは
イソギンチャクをなかなか入れてくれません。
理由は「水がすぐに汚れるから」だそうです。
でもなんとか5年たって初めて1つ入れてくれたのですが
すぐに亡くなってしまいました・・・・


あれれ?これは動物写ってないけど?
ハイ。これは知床クルーズでの一枚。
滝のそばに熊の親子がいたのです。
あまりに小さくてどこに写っているか
私にもわからないけれど
ガイドさんの「あそこにヒグマの親子がいますよ」と
声掛けられて興奮しまくって
シャッターをきりまくった一枚です。
想像力でなんとかお願いします。